
グルタプラスの特長
- 薬剤調整が簡便
緩衝剤が不要ですので、そのまま水に希釈してお使い頂けます。
- 特有のにおいをマスキング
グルタ特有のにおいをミントの香りで包みました。
- 幅広い殺菌力
殺菌スペクトラムが広く、IBDウイルス、ロタウイルス、パルボウイルスのようなエンベロープ(ー)のウイルス、芽胞菌、真菌にも有効です。
- 有機物に強い
有機物の存在下でも効力が低下しにくいです。
- 金属腐蝕性が少ない
金属類、各種器材類に対する腐蝕性が少なく、水と同程度です。
グルタプラスの簡単な作り方

水を入れます

グルタプラスを入れます

よくかき混ぜます
効果が確認されている主要病原微生物

効果が確認されている主要病原微生物
成分・分量
100ml 中:グルタルアルデヒド50% 水溶液・・・40.0g
用法及び用量
本剤を目的に応じ、水で希釈し使用する。

効能・効果
畜鶏舎及びその設備、種卵、養鶏用器具機材、手術解剖用器具機材等の消毒
使用上の注意
一般的注意
- 本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
- 本剤は定められた用法・用量を厳守すること。
使用者に対する注意
- アレルギー体質等で刺激を感じた場合には直ちに使用を中止すること。
- 万一、身体に異常を来した場合や、誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。
- なるべく身体の露出部を少なくして薬剤を浴びないようにすると共に、できるだけ吸い込まないように注意すること。
- 噴霧使用に際しては、必ず手袋、保護マスク(活性炭入りマスク)、メガネ等の保護具を使用し、直接触れたり吸入したりしないようにすること。誤って眼に入った場合には直ちに多量の水で洗った後、医師の措置を受けること。
- 8倍希釈液の濃厚のものを取り扱う場合には、ゴム手袋を装着すること。また、皮膚に付着したときは、直ちに水で洗い流すこと。
- 作業終了後は、洗面、手洗を励行すること。
対象動物に対する注意
制限事項
- 畜・鶏体への直接噴霧はしないこと。
取扱い上の注意
- 散布にあたっては、かけむらのないように十分散布すること。ただし、環境を汚染しないよう乱用を避けること。また散布液が河川、湖沼、海域、養殖地、井戸、地下水などを汚染する恐れのある場所、養蜂、蚕(桑)、水生生物等に被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないこと。
- 小分けしたり、水で希釈するときは、食品用の容器等誤用の恐れのあるものを使用しないこと。
- 直接原液に手を触れないように注意すること。希釈の際は、直接手でかき混ぜるようなことはしないこと。皮膚に付着すると発疹、発赤などの過敏症を起こすことがある。
- 20%原液の蒸気は、眼、呼吸器等の粘膜を刺激するので、吸入又は接触しないように注意すること。
- 噴霧に際しては、皮膚、飲食物、飼料等に直接薬液がかからないようにすること。
- 寒冷地では氷結することがある。このような場合、常温で放置して自然に溶かすこと。
- 噴霧に際しては、消毒する対象物に近づけて行うこと。
- 炭素鋼製器具は、24 時間以上浸漬しないこと。
- 畜舎をできるだけ開放にし、換気を良くする。また風向きを確認し、風上側より噴霧する。
- 噴霧作業は手際よく行うこと。
- 短時間で、作業を終了するようにすること。
保管上の注意
- 食品、食器、飼料等と区別し、小児の手の届かないところに保管すること。
- 本品は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。
- 本品は劇薬である。使用後、残った薬剤原液は、必ず保管場所に戻し、栓を確実に締め、鍵のかかるところに保管すること。
その他の注意
- 希釈や噴霧に用いた器材は、石けん水でよく洗い、特に噴霧器はよく手入れしておくこと。
- グルタルアルデヒドのin vitro における変異原性について複数の報告がある。
- 使用済みの空容器等は、石けん水でよくすすぎ、特に子供の手に触れないように適切に処分するとともに他に転用しないこと。汚染した器物や洗浄液は、作業現場から持ち帰り、処分に当たっては地方公共団体条例等に従い処分すること。決して、河川、湖沼、下水道等の水系や地下水を汚染するおそれのある場所には処分しないこと。
- 漏洩した場合には次のように処置すること。
①薬剤が漏洩した場合は、吸収性の媒体、例えば砂、軽石、ボロ布、おがくず等に吸着させ、広がりを阻止して回収すること。
②漏洩した薬剤が井戸、池、河川などの水系に流入した場合は、直ちに警察または保健所に届け出ること。
規格
19.5kg